Macアップルソフト店

ＶＪソフトでありながら映像編集ソフトとしても極めて優秀
ＶＪソフトとして有名なmotion dive 3だが、mov形式の動画書出しに対応しているため俺は本格派の動画編集ソフトとしてこれを愛用している。
様々な素材と効果をmp3形式の音楽に載せ、直感的編集でビデオクリップ風の動画を製作可能なのがこのソフト。

初心者や、ものぐさ者用の自動編集機能はついていないため、全て自分の手とセンスで編集することになるが、クールな素材が沢山ついてくる上に、自分で撮り貯めたJPEG形式のデジカメ写真、AVI形式の動画は勿論、Flashのファイルまで素材として取り込め、多彩なレイヤーやVJソフトらしいクールなエフェクトが色々使えるので、眠っていた創作意欲が刺激されること間違いなしだ。
編集ソフト特有の小難しさが無く、一度作った動画の部分的編集しなおしも簡単。
またFlashユーザーならテキストレイヤーを!好きなようにデザイン可能であり、同価格帯のホームムービー製作ソフトの比ではない自由度で、楽しい作品が作れる。(ただし、別途mp3編集ソフトは必要になるが...最近のPCには標準でバンドルされてたりするしね)

最大の難点は動画書出しにえらく時間が掛かるという問題。
２００３年７月発売の新作「motion Dive Tokyo」は、この動画書出し機能を捨て、VJに特化した仕様になってしまった。
俺のようにPCのCD-RやDVD-Rドライブに編集した動画を焼きたい「編集派」として購入を検討しているなら、在庫が在るうちにこの「motion dive 3」を手に入れておくことをお勧めする。
ライブ感覚での製作可能。
タイムラインでの製作より音を鳴らしながらライブ感覚で製作出来るのが嬉しい（当然、タイムラインでの製作も可能）。ただ複数のレイヤーを被せた時、極端に画像スピードが落ちることがある、使用するなら最新機種での御使用をお勧めします（G4800デュアルとか）。あと搭載された画像の完成度はトップレベル、問題無し。これだけでも十分楽しめます。Flashや QuickTime-PROなどをお持ちの方は、オリジナルの映像を作れば、その使用範囲はクラブでのリアルタイムVJにまで広がります。